日曜日, 12月 25, 2022

高田郁著「あきない世傳金と銀 九」、江戸本店として商売を続けて3年が立ち店も順調に繁盛している五十鈴屋だった。十二支を染めた小紋が売り上げを伸ばしたさなかに事件は起こった、幸の妹結が行方不明となった、見つかった結が起こした行動は意外なもので姉である幸に反旗を翻し日本橋音羽屋に嫁ぐというものだった、しかもそこで呉服屋を営むといった予想外の結末だった。幸の心労は極限に達したが太物商に転落した五十鈴屋を再興すべく必死に知恵を絞る姿を店のもの全員で幸を応援してゆく。

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