月曜日, 6月 30, 2025

笹沢佐保著「雪に花散る奥州路」、4遍に及ぶ時代物である。何も渡世人ヤクザ者の悲哀と孤独を背に街道をゆく淋しい姿である。それでも旅の途中で事件に巻き込まれ奮闘する姿は本人の心の中を表出せずにはいられない。死と背中合わせの旅は果てしなく続くことだった。

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