土曜日, 7月 15, 2006

カール・マルクス を読んで。

吉本隆明の40年も前の著作でる。1965年頃、「資本論」を手にしたが、挫折した覚えがある。当時経済学書或いは学生運動の根本的思想と考えていた。その後、マルクスについて今日まで、全く接しないままだ。今回著者の親鸞を読んで、関連本として手に取ったが今までの印象と全く違ったものであった。マルクス生涯の思想の流れの中で「資本論」を把握している。宗教、法、国家、自然、歴史といったマルクスの思想の到達点として「資本論」があることを認識させられた一冊である。

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