月曜日, 12月 04, 2006

ボーンコレクレクター を読んで。

リンカーン・ライムシリーズの第1作目か。アメリア・サックス巡査が警邏課からリンカーンの要請で鑑識に回る。いつもながら、息もつかせぬ展開にはただただ睡眠を奪う。現場で収集した微細証拠物件がライムの博学な鑑識技術知識により犯人を追い詰めてゆく。海外探偵推理小説につきものの冗長性が、J・リーヴァーの中では心地良い。リンカーン・ライムシリーズは実は恋愛小説かも知れないと思う。凶悪犯に極限状況の中で対峙してゆく課程で除々に育まれてゆく愛。

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