火曜日, 12月 26, 2006

光の旅路上下巻 を読んで。

アイリス・ジョハンセンという女流作家の本を初めて読んだ。18世紀インドを舞台にロマンスと冒険活劇とでも形容できそうな壮大な物語である。上巻の100ページ先より徐々に作者の意図に引き込まれてゆく読んでいて心地よい。下巻は一気に読ませる迫力がある。スコットランドより来た夫婦イアンとマーガレットそして、身体不自由な身になるイアン、金細工師のカールタウクの3人が織りなす大人の恋、そして恋人同士の主人公ジェーン・バーナビーとリュエル・マクラレンの恋、若い二人のロマンスと中年のロマンスを同時に見事に描いている。


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