金曜日, 2月 06, 2009

シドニー・シェルダン著「上の吹かす風」上下巻を読んで。

米国は、カンザスシティーの田舎町の大学教授であるメアリー・アシュレーが、ある日突然大統領の補佐官スタントからの電話で東欧の共産圏国家ルーマニアの大使へと案内される。愛する夫エドワードと離ればなれとなる生活を考えられないメアリーはこの話を断る。がある日突然夫は交通事故死となる。決心したメアリーはルーマニア大使に赴任する。そこでは独裁国家のイオニスク大統領が全権を握る諜報機関が暗躍する闇の国家であった。米国大統領エリソンからFBIやCIAさらにルーマニア、暗躍する国際的テロリストと登場人物はまさに世界を跨ぎ、物語の展開のテンポは他の著者の作とは全く違い最後の頁まで読者を誘う迫力がある。今まで読んだ中で私は一番だと思う。

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