日曜日, 7月 24, 2016

メルヴィル著「白鯨」下巻、鯨や捕鯨船の詳細な考察は素晴らしく、エイハブ船長を始め乗組員それぞれの記述も面白い。船長の抹香鯨(モービー・ディック)に対する執拗な追走は、彼の人生そのものだ。目標に向かって40数年捕鯨、抹香鯨を追う生活そのものがエイハブ船長のまさに人生だ。そしてその捕鯨中海中へと歿し生命を絶たれる。


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