IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
月曜日, 10月 02, 2017
道尾秀介著「鬼の跫音」、
オカルト的でありミステリアスな趣があり多様なイメージを抱かせる短編集だ。各短編は独立してはいるが、底辺にある人間の懐疑や本性を際立たせる巧妙なトリックとプロットが光る。何気ない日常に潜む人間の本性は底知れぬ恐ろしさ恐怖を感じさせてくれる類をみない小説だ。
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