日曜日, 3月 29, 2020

石持浅海著「扉は閉ざされたまま」、大学時代の部活動での分科会のメンバーが絡む成城の別荘後の宿泊施設にての密室殺人事件がテーマだ。伏見が新山を殺害し浴室に閉じ込め溺死として偽装を装う殺人事件。伏見が持参した睡眠薬と風邪薬を混ぜて飲んだ新山は昏睡状態になり、その機を狙って殺害した伏見とメンバーの動向そしてメンバーの中にいた優佳が犯人特定を進め遂に伏見の犯罪と確定する。犯人伏見の殺人動機は今一納得できないが、上手く纏められたミステリー小説だ。

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