火曜日, 9月 28, 2021

松本清張著「馬を売る女」、都内の繊維会社に勤務する30歳独身の星野花江は秘書でケチで金をしこたま貯め将来に備えていた、当然社内の評判は良くないさらに同社社員に金を融通して利子を取るというバイトまでしていた。彼女が務める会社社長は馬好きで馬を保有して馬主仲間と連絡を取り合ってレースの予想、分析まで電話でしていた、その電話を花江は盗聴して会員と称して情報を提供して月1万円の会費を取っていた。社長が二次下請け業者に相談を持ち掛け電話を盗聴されているが調査して欲しいと、相談に乗った八田栄吉は調査する段階で星野花江と親密になり遂に殺人に至る。

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