火曜日, 9月 28, 2021

宮部みゆき著「おまえさん 下」、20数年前の大黒屋でのザク殺しから以降町方平四郎を始め同心、親分手下らが血眼になって捜索したが依然として瓶屋の文乃と哲次郎の行方は不明のままだった。この捕り物に関わる登場人物の身の回りのゴタゴタをユーモアを交えて語る著者の力量に感心する江戸の時代ミステリーとして少し冗長性はあるが傑作だ。

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