火曜日, 9月 28, 2021

アガサ・クリスティー著「秘密機関」、トミーとタペンスものの初期の作品である。仕事も金も無く退屈していた二人が考えたのはヤング・アドベンチャラーズという会社で何でも引き受ける調査会社であった。思わぬ仕事が舞い込みそれが発展して国家の秘密機関に接触することなるトミーとタペンスは互いに拉致監禁されるが持ち前の勇気と機転で困難を乗り越えることに成功した。最後でどんでん返しが待っていた秘密機関を牛耳るドンは実は身近にいる人物だった。ミステリーの中にロマンを盛り込み読者を飽きさせない物語だ。

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