土曜日, 6月 17, 2006

ぶつぞう入門 柴門ふみ著 を読んで

東大寺に始まる仏像を見て回る度をスケッチ風なタッチで紹介するこの本は、仏像に興味を示す者にとって気軽な入門書となっている。そういえば、土門拳も仏像の魅力は、究極のエロティシズムだとどこかで書いていたことを思い出した。著者が好きな慶派のなかでも運慶の最高傑作という、「円成寺の大日如来」が、著者の仏像マイベストテンの第一位だという。

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