日曜日, 8月 30, 2020

松本清張著「霧の会議 上」、著者の長編小説である。上巻はロンドンを舞台に日本から来たイタリア留学を目指している大学教授と和子という人妻勿論不倫の関係にある二人。彼らはイタリアの財界の著名人と同一ホテルに滞在しかつ隣室であった。興味本位で備考した先に見たのは殺人であった。それも偽装殺人、テムズ川の橋桁につるされた死体は隣人のネルビというイタリアでは著名な銀行の頭取だった。その現場を見た二人は何者かに追跡され逃げるようにドーヴァー海峡を渡りフランスに入った

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