月曜日, 11月 30, 2020

松本清張著「喪失の儀礼」、名古屋の医学学会に出席した住田が、殺害された。名古屋県警が必死に捜査するが、杳として犯人像が浮かばない。その後、東京での個人医院の院長が殺害され、さらに薬剤会社の営業マンが殺害と連続して事件は発生。読者に最後まで犯人像を特定できないプロットといい、最後の犯罪動機の人間の心理、家族間の相克と著者らしい動機付けである。

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