土曜日, 1月 30, 2021

京極夏彦著「狂骨の夢」、戦中戦後の混乱の中で起きる意外な殺人事件、その裏に伝統と神話に基づく宗教から守り抜こうとする絶対神それは髑髏であった。著者の豊富な蘊蓄とトリック、プロセスが榎木田礼次郎を始め中禅寺秋彦・京極堂作家の関口巽らによって詳細に語られる真実は真っ暗闇の中で灯る蝋燭の様である。超長編小説だ。

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